僕は自宅の金庫しか信用していない

jitaku_kinko

銀行強盗というのは、いつの時代でもニュースに登場しますが、そんな場合においても銀行側では保険に入っているので、預金者が直接被害に遭うということはないでしょうね。あるいは、金融機関が倒産するということを想定した場合においても、預金している全額を返してもらえないということも少なくとも今日の日本では考えられないでしょうね。とりわけ今日の銀行の場合、信用が第一なので経営が悪化するとすぐに、系列銀行との吸収合併を繰り返していますね。また、近年ギリシャでは財政危機に瀕した際に、銀行に預金している人が一斉に預金を引き出そうとして取り付け騒動がありましたね。

ところで「僕は自宅の金庫しか信用していない」という古風な考え方の方も世の中にはいらっしゃるでしょうね。もちろん、銀行に預金している預金者のお金が企業への融資等に使われているとは言っても、バブルの時代に比べると随分とその預金利子の配当も微々たる金額になってしまいました。

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従って、自宅の金庫やタンスの引き出しに仕舞っておく場合と比べると、そのメリットもさほど変わらない時代になってしまっています。おまけに、いざ大きな金額を下ろしたいという場合には、本人確認の証明書が必要であったり、ATM機からお金を下ろすには限度額が設定されていたりもします。さらに、時間外にATM機から自分の預金を下ろしたい場合にも手数料が必要になります。そうしたことを考慮した場合には、不自由な時代になってきていると言えるのかもしれませんね。ただし、普通預金ならばその利子もさほどありませんが、定期預金関係にもなると多少利子も大きくなってきます。もちろん、銀行への預金額が大きな方に限定されるようにはなりますが、少なくとも自宅の金庫よりもそのメリットは大きいと言えるでしょうね。

余談ですが、自宅金庫の場合競馬で設けたお金がどのくらいあるのかを税務署に把握されにくいかもしれませんね。